北のほたるや

サブURL(このURLからもアクセスできます):http://sapporo.areablog.jp/kitanohotaruya

MI・NA・MO

11月4日は、いつも通り一人で月光池に行くことにした。

もともとちょっとした予定があったのだが、月光池に行きたいというオファーがあり
先方の都合で4日になったため、大慌てでスケジュールの変更をすることとなった。

このブログに設置したメッセージからのオファーだった。

何度かのメールのやり取りの後、FBに登録しているとのことで、その後はFBのチャットでのやり取りとなった。

初めは二人の予定で、ガイド料も支払うと先方から申し出があったが
翌日になると5人に増え、その予定が4日になった。

前からあった予定をなんとか変更ができた矢先、チャット中にちょっと嫌なことがあった。

6人が参加するグループチャットなのに、ほとんど誰も発言せず、私一人が放置された。

一面識もない5人を従えて山に入るからには、その日が終わるまではそれなりに和やかにと思い
場を賑わせようと私なりにおバカな発言を繰り返した。

と・・・新たにチャットに参加した人に「ウ〇イけどいい人だよ・・・」と
まるで、その場に私は存在していないかのように紹介された。

その人は飲んでいたとのことで、きっと酔って
グループチャットだということを忘れていたのだろう。

にしても、逢ったこともなく、僅か数時間前から関わった人に、「ウ〇イ」とか「いい人」だとか
面と向かって言われるとは思わなかった。

まぁ、ウ〇イのは自覚もあるがwww

当人から平謝りされたが、グループチャットの場なので、空気は凍りついたままだ。

後から増えた人たちにガイド料の説明をしていなかったこともあってか、結局はキャンセルということになった。

こちらとしては、ガイド業でもないし、逢ったこともない人たちとの関わりへの不安も大いにあったし
その後も人数が増えそうでもあったので、キャンセルになってほっとした。 

もともと、良かれと思って案内を買って出たが
私が案内しなければならない理由はまったく無く
自らすすんで案内したいわけでもない。

もとより、私は一人で、何の情報もないままにグーグルマップを頼りに何度も道に迷いながら見つけた場所である。

今は、私が提供する情報があるのだから、それを頼りに行くのは自由だが、すべては自己責任でお願いしたい。

追記として、ルートの説明を記しておく。


 
 
さて、そんなことから、4日はスッポリと時間が空いてしまったので、いつも通り一人で行くことにした。

月光池地方は、昨年、一昨年とは違い未だに初雪も降らず、かといって紅葉も終わってしまったとは思うが
雪の無い11月にはまだ行ったことが無いので、どうなっているかがわからない。

前回行った際には、「次は初雪が降ったときに来るよー^^/」とお別れしたのに
待てど暮らせど初雪が降らないものだから辛抱しきれなくなったということもあったw



スタートはいつも通り、お昼前の午前10時過ぎぐらいの予定だが
4日の昼食用にと仕込んだパンの発酵具合にもよるだろう。

というのも、いつものカンパーニュのレシピで仕込んだパンだが
水を一切使わず、自家醸造した裏山の山葡萄のワインを使ってみたからだ。

今から、明日の朝まで、じっくりと室温で発酵させるつもりだが、発酵が少なければ、40℃のオーブンで無理矢理一次発酵させる。

本来イーストは、アルコールがあると発酵が止まってしまう。

ワインを醸造する際にも、アルコールの割合が増えてくると発酵が止まり、活動前のイーストが残ってしまうため、蓋がスクリューキャップの場合には瓶に詰める前に加熱し、イーストが瓶の中で発酵しないようにする。

蓋がコルクである理由は、瓶詰めした後にも僅かに発酵するワインの炭酸ガスを抜くためでもある。

さて、今回のパンは、水の代わりにアルコールを飛ばしていないワインを使い、刻んだオレンジピールを練りこんだ。

更に、一般的なカンパーニュのようなハード系ではなく、ふんわりとした仕上がりになるよう、バターとオリーブオイルを練りこんでみた。

今にもヒグマが出てきそうな山道を1時間ほども歩いて、ようやくたどり着いた月光池での昼食で
顎が壊れそうなハード系のパンはキツイと考えたのだw

これで、レーズンやドライベリーなどがあればと思うのだが
今年のベリーの収穫は極少だったので
次回のために、帰り道でクルミを拾って帰ろう♪

余ったら、冬に、エゾリスのおやつとしてバードテーブルに乗せておこう〜^^

そうだそうだ! それがいい〜♪

となると、明日は写真を撮るよりも、クルミ拾いに夢中になりそうな予感〜www

焼き上がるパンは、きっとアルコール臭いんだろうなぁ・・・^^;





一夜が明け、朝は寒さとノックの音で目が覚めた。

慌てて玄関のドアを開けると誰もいなかったが、家の周りの草や木々は真っ白になっていた。

寝ぼけ眼で見たため「雪かっ?」と思ったが、よくよく見ると「霜」だった。

外へ出て家の周りを探してみると、ノックしていたのはまだ若いヤマゲラさんだった。

どうやら「寒いから中に入れておくれよぉ〜」ということのようだが
私の姿を見るなり、驚いて飛び退き、向かいの鉄塔へ鳴きながら移った。

まさか人間が出てくるとは思わなかったらしい。

耳を澄ますと、あちらこちらから様々な野鳥の声が聞こえてきた。

あまりの寒さに、みんな慌てて冬支度を始めたようであった。

朝陽は登っているが未だに山蔭にあり、家の周辺はまだ日陰になっている。

草原を少し歩いてみると、草の葉にこびりついた霜でバリバリと音がする。

昨年、一昨年と、既に雪に覆われていた11月4日だが
平成最後の11月4日は、雪こそまだないものの
そんな寒い朝だった。

そろそろ、水道を落とす日々が始まるな・・・





MI・NA・MO

幌内・月光池・太郎湖




朝10時30分過ぎにスタートし、心臓に負担がかかるからのんびりと歩いたら現着は1時間後だった・・・^^;

そのかわり、帰りはほとんどが下りなので、急がなくても30分ほどで家に着いたw

到着時の月光池は、雲一つないドピーカンの上に、真正面からの逆光だったので
少しの間、風に吹かれて、絶好のチャンスをうかがっていた。

ようやく汗も引き、太陽が西に傾き出した頃、背にした山の方から強めの風が吹き始め、月光池の水面を色んな方向から波立たせ始めた。

空には白い雲も増え、西日になりかけた太陽と交差しては通り過ぎていく。

太陽には未だ、青のスペクトルが残されているようで
強めの風で波立った月光池の水面を、時折、青く光らせて見せてくれた。

「待ってました!」とばかりにシャッターを切るも、この「青」は僅か3ショットしか撮れなかった。

撮影ポイントは、この瞬間を狙うため、いつもよりも僅かに高い位置に陣取っていた。

そこに現れた「青」は、まるで美瑛の青い池さながらだが
これは太陽のちょっとした悪戯で、ほんの一瞬しか見ることができず
いつもは土色を呈した淀んだ止水が漂っている。

そういえば、持っていく予定だったワインパンは、予想通り、朝の時点でも発酵が進まずにいたので
起きしなに改めてイーストを混ぜて揉み込み、一次発酵を促すためにバスタブに浮かばせておいたw

帰ってきてから確認すると、何とか2倍になっていたので、いつも通り焼いてみた。






クンネチュプへの巡礼路
幌内・月光池・太郎湖







まほろばの痕

幌内・月光池・太郎湖





太陽が西に傾き、光が雲に遮られると、水面から青が消えてしまった。

またいつか、風のある晴れた午後に行ってみよう。

ペケレチュプ(太陽の神)に生み出された、幻のクンネチュプ(月の女神)に逢うために・・・




ちなみに、焼き上がったワインパンは、予想通り膨らみが悪く
山葡萄で作ったワインを使ったものだから酸っぱくて酸っぱくて・・・^^;


ワインに粉を入れた時に「しまった!」と思った時にはもう遅く
こうなることは大方想像がついていたw

やっぱり何事も、スタンダードが一番なのかな・・・?






その後、このブログに設置したメッセージ欄を削除した。





追記

トリップアドバイザーの方に、ルートについてコメントが寄せられているが
実際に立ち入り禁止のテープ が張られているルートも存在している。

このルートは、かつて炭鉱廃材を捨てるために利用されていた道路で
当時はダンプやブルドーザーの出入りもあった。

現在は、道路の一部が崩壊していたり、台風などによる倒木があり、車両での乗り入れは全くできない。

とはいえ、冬季には、まさか雪に中を行く者はいないだろうということや
積雪によりチェーンや鉄管が壊れてしまうこともあり、封鎖が解かれ る。

完全に雪が解けると再び封鎖されるのだが、その直前に、四駆で駆け上がっていく車両が何台かある。

声をかけてみると、一台は三笠市、一台は岩見沢市に在住とのことで
毎年のように何度か行うイベントにしているという。

そんな彼らですら、何度もスタックを繰り返していた。

歩いて行くにしても、その道は、炭鉱廃材を積み上げられたズリ山へと向かう道なので
急な勾配となっており、高齢者でなくともキツイ道となっている。

もとより、このルートは立ち入り禁止となっているので使うべきではないだろう。




さて、では、どうやって行けばいいのだろう?

月光池へのルートは、地図では確認できない幾つかの林道がある。

初めての時には迷うことも必至で、私も途中で迷い、GPSで方向確認したほどだが
2度3度と通うほどに、苦も無くたどり着けるようになる。

この林道には途中に何本かの脇道があるが、道なりにまっすぐ進むと
間もなく右手に、次郎湖の水面が見えてくる山の背にたどり着く。

そのままさらに進むことで、次郎湖と三郎湖の間へとたどり着くが
最後は僅かな斜面となっており、転げ落ちないよう注意が必要だ。

それまでたどったルートを背にして、左が三郎湖、右が次郎湖、正面がズリ山となっている。

更に、次郎湖の畔をルートを背にして、正面に高くそびえるズリ山に向かい僅かに上り
右に進むと、平坦になった広場から太郎湖が見えてくる。


月光池

goodポイント: 0ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://sapporo.areablog.jp/blog/1000025749/p11787528c.html
写真・風景など | コメント( 1 ) | トラックバック( 0)








このルートは、春日町にある。

三笠市から幌内へ入り、廃墟と化した炭鉱住宅群を左に見ながら、鉄道村へと車を進めると、左手に薬局が見えてくる。

その薬局の手前に、左へ入る道があり、線路を渡り、橋を渡ると、坂を上り切ったところに鉄塔がある。

その鉄塔のところまで行くとT字路となり、右に進む道があるが、ほとんど整備されておらず草木が立ち込めているので
車両はココに、邪魔にならないように駐車し、その先は歩いて行くべきだろう。

勾配のある道を歩いていくと、すぐに橋を渡り左へとカーブし、勾配を上り切った左手に再び小さな鉄塔がある。

この鉄塔側に続く直線の道を進むとすぐに、右手に水域がある。
これは「春日池」で、オシドリ、キングロハジロ、マガモ、スズガモがやってくる。

そのまま道なりに進むと、崖に突き当り、それを右に僅かに上り、すぐに右に曲がった先に林道への入り口がある。

ココから先は、シカやクマの生息域でもあるので、 注意が必要だが
足元には数種の苔やシダ類があり、マクロでの撮影が楽しめる。

今では、地元の老人が山菜やキノコを求めて入る他は、私ぐらいしか通ることが無く
普段はエゾシカ専用の獣道となっており、足跡や糞がいたるところに見受けられる。

ココから先は、とにかく通りやすそうな道を歩き続ければ、ほぼ必ず月光池にたどりつくが
月光池そのものは窪地になっているため、周囲の山の上でなければ携帯電話の電波は入らないので
緊急連絡もできず、すべては自己責任となる。

この周辺は全くと言っていいほど人が入ることがないためヒグマの目撃例も全くないが
居ないということではなく、桂沢湖周辺や、夕張周辺では毎年出没報告があるので、出くわす可能性はゼロではない。

また、エゾシカ、キタキツネ、アライグマ、エゾタヌキ、エゾリス、エゾモモンガ、エゾオコジョ、野生ミンク、エゾテン、本土イタチ、クマゲラ、オオアカゲラ、エゾフクロウ、オジロワシといった、比較的珍しいとされる動物や野鳥も確認できる。

[ きこりん@北のほたるや ] 2018/11/05 16:16:43 [ 削除 ] [ 通報 ]

名前   削除用パス  
コメント
※入力可能文字数は1000文字です

■同じテーマの最新記事
濃霧のカタルシス
入賞しました^^
クンネチュプに逢いたくて
<<新しい記事へ     以前の記事へ>>
このブログトップページへ
きこりん@北のほたるやイメージ
きこりん@北のほたるや
プロフィール公開中 プロフィール
私の生きてきた軌跡

北海道の三笠市旧幌内炭鉱周辺にて、三笠の土を使って陶芸をしています。

北海道の自然や風景・動植物・各地域イベントなどを撮影し、写真にて紹介しています。

地方都市や、過疎地域の町興しを真剣に考え、具体的な提案をしています。

QRコード [使い方]

このブログに携帯でアクセス!

>>URLをメールで送信<<